播磨自然高原の農園内にある「フジバカマ」ガーデンにに”アサギマダラ”が飛来しました。
アサギマダラは1,000km以上も海を越えて旅をする渡り蝶として知られています。台湾や東南アジアなどから日本へやって来て、秋になるとまた帰って行きます。そして、この時期は暖かい南へ帰る途中に数千頭が飛来することがあります。中には2500㎞もの長旅をするものもいるようです。
播磨自然高原が渡りのルートになると、おびただしい数のアサギマダラが来訪してくれるかもしれません。
フジバカマと渡りの蝶
フジバカマは秋の七草のひとつで「万葉集」のなかでも詠われ昔から親しまれてきた植物です。
8月から10月にピンク色のつぼみをつけ、一斉に咲きます。乾燥すると良い香りが発生するため、古くから香水や浴用に利用されてきました。そして、このフジバカマにはアサギマダラ蝶のオスが好んで訪れます。
高原農園では数百本のフジバカマを育成しており、今が見頃です(見学可)。
多年草ですので、ガーデニングでも近年、注目されています。10月21~22日の「高原秋まつり」で株を配布(無料)しますので、是非、お越しください。