今が見頃! 太山寺の紅葉
11月18日(土)の午後から、兵庫県の紅葉20選に選ばれた太山寺の紅葉の鑑賞会がありました。
当日は朝から冷え込みが強かったにも関わらず、会員様をはじめとしてご友人の方など30名近い方々の参加があり、深まりゆくモミジの紅葉を堪能しました。
「今年は夏の異常な暑さのために、例年に比べて色づきがいまひとつ」という、ご住職さんからのコメントがありましたが、それでも参加者の皆さんからは「素晴らしい紅葉を見ることができて満足」との声がしきりでした。
しかも、同じ高原内にこのような名所があったことを初めて知ったと言われる方々も多く、大切に守り続けていきたいとの感想が多く聞かれました。
まだまだある太山寺の魅力
太山寺の魅力は紅葉だけではありません。
多くの希少植物が自生するだけでなく、ご住職さんが丹精込めて手入れをされてきた約400本を超えるシャクナゲが境内から裏手にかけて群生しています。春になると薄いピンク色の花を一斉に咲かせて秋の紅葉と同様に見事だということです。特に境内のシャクナゲの巨木(背丈3mあまり)が咲き誇る姿は圧巻だそうです。
今年は栃の木がたくさんの実を付けたそうで、庭に埋めとくと簡単に芽を出すとのことで、その実を分けていただきました。
また、苔むしたお庭も素敵で、京都周辺にある有名寺院の庭園に負けず劣らずの景観を楽しむことができます。
オールシーズンを通して、魅力を発見していただけることでしょう。これからも太山寺の魅力を知っていただくための企画を随時、お知らせしていきますのでご期待ください。
播磨自然高原のパワースポット!古刹太山寺
太山寺は「高野山」の山号を冠している古刹です。言うまでもなく高野山は弘法大師・空海によって開かれた1200年以上の歴史がある霊場ですが、一説によると高野山の開闢より少し前に建立され後に高野山を称するようになったとされています。
上郡地域は古の時代から交通の要衝であったばかりでなく、著名な高僧や高貴な公家とも関わりの深い地域でしたので、まだまだ未発掘の歴史が埋もれている可能性があります。それ故に標高300メートルの地に建立されたことは、この地に何か特別なパワースポットがあったのではと思わずにいられません。太山寺の近くには高地にも関わらず古井戸があったり、石垣群の痕跡を発見することができます。美しい自然と歴史ある建造物だけでなく随所に見どころが満載です。お時間のあるときは、身近にあるパワースポット太山寺の周辺を散策されてみては、如何でしょうか。きっと、新しい発見がありますよ。