夏の紅葉?いいえ、ナラ枯れ被害が発生しています。

ナラ枯れ被害が多く発生しています。

ナラ枯れは、コナラをはじめとしたナラ類や、シイ類・カシ類が主に感染する樹木の感染症です。
体長5ミリメートルほどの「カシノナガキクイムシ」という小さな昆虫が媒介する「ナラ菌」が樹木内部で繁殖することによって、樹木は水を吸い上げる機能を奪われてしまいます。
そのため、「ナラ菌」が繁殖した樹木は、気温が上昇する初夏頃から、急速に枯死してしまいます。紅葉の季節でもないのに、まるで一部の木(カシナラ類)だけが紅葉したかのように見えます。急速に兵庫県から岡山県域でも拡がってきており、播磨自然高原でも例外ではありません。ナラ枯れをゼロにすることはできませんが、ナラ枯れを放置しておくと爆発的な感染を招き、大径木(幹の直径が概ね20センチ以上)が短期間で集団的に枯死する恐れがあります。
大径木の枯死は、樹林地の環境が急激に変化するばかりでなく倒木による二次被害の危険性があります。

危険なキノコに注意

ナラ枯れが発生した樹林では、カエンタケと呼ばれる猛毒のキノコが発生しやすいことが報告されています。 カエンタケ」の毒性は非常に強く、触れるだけで皮膚の炎症をひき起こしたり、誤って食べてしまうと死に至る可能性があるため、大変危険です。
山荘敷地内でナラ枯れやカエンタケと思われるキノコを発見した場合は、管理事務所までご相談ください。

詳細は兵庫県のHPをご覧ください→カシノナガキクイムシによる「ナラ枯れ被害」について

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